株式会社エヌ・ティー・エスの『生物の科学 遺伝』2016年5月号に
「地底という極限環境に生きる微生物は地上世界に影響を与えるーメタン資源生成と気候変動との関わり」が掲載されました。

著者：清水　了（地下微生物環境研究グループ主任研究員）

【要約】地底,いわゆる大深度の地下は私たち生物にとって過酷な世界だ。その理由をあげればキリがない。たとえば,生物が住める空間,酸素,栄養源となる有機物はほとんどない。太陽光も届かないから光合成によって有機物を作り出すこともできない。そんな過酷な世界に生きる生物と人間社会との関わりを紹介する。

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